金沢 day.1

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金沢へ初めて行ってきました。
21世紀美術館ができた時から(オープニングの企画展は敬愛するG.Richterの展示でした)
ずっと頭の中にあった場所です。C.A.G.を訪ねてくださったこともあるLINEさんや、
grisの帽子をお取り扱いいただいているirohaさんを一度訪ねてみたいと思っていました。

コンコースがまるでヨーロッパの始発駅のような上野駅から、雪のつもる越後湯沢を経て
到着した金沢は晴れてとてもあたたかでした。
今回、どうしても見たくて腰を上げさせてくれた21世紀美での「オラファー・エリアソン」の展示は、
どれも体験することでしかその美しさに触れられないものばかりで、館内を何度も行ったり来たりしながら
見るたびに驚いたりまた違う見方に気づいたりの連続。
光と影、霧、水などをモチーフに、ひとつひとつの展示室の空間まるごとを作品にしています。
アプローチはとても科学的だったりすると思うんですが、それがいつもひとつの詩というか・・・
ちょっと懐かしい気持ちにさえしてくれる作品ばかりでした。
すべて物事の境界というのは曖昧であるが故に美しいんだなあ、と体感したり。
たとえば、自分の影のグラデーションの美しさに感動している不思議。
これは過去何度か作品に触れた時と同じ感覚でした・・・やっぱりよかったです。

ほか↑写真にあるJ・タレルの四角く切り取られた空そのものが作品の部屋や、
A・カプーアの部屋などなど、常設されている大作がいずれも世界でも数えるほどの場所でしか
出会えないもので。すっかり長い時間を過ごしてしまいました。どちらも、静謐でいて凄い作品です。

外が真っ暗になるまで美術館に居て、ホテルへ歩いて帰る途中でLINEさんにごあいさつ。
夕食には楽しみにしていた「鮨 森しげ」さんに。握りに入るまでのお造りや白子焼き・・・
そして北陸といえば、というガスエビ、バイガイ、ノドグロも・・・もう堪能できます。
カウンターだけのシンプルなお店でしたが大将も奥さんも笑顔の素敵な方で、次回?も必ず行きたいです(笑)
その後↑写真のBar漱流へ。一軒家を改装した大人なお店。「あまおう」のカクテルをいただきましたが、
バカラのグラスのデザインがとてもきれいで・・・いつかひとつ欲しくなってしまいました。
by cagris | 2010-03-14 00:05 | 日々
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