Legeron

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パリの老舗レジュロン(*)のコサージュを、また少し店頭に並べました。
とある古い建物の3階にある雑然としたアトリエの、壁いっぱいの引き出しから
前回訪ねた折りに選んで来たものです。
何一つ飾らない、手でものをつくる場所の居心地のよさを思い出します。

先日亡くなった音楽評論の大家吉田秀和さんのNHKでのドキュメントを連られて見ていたら、
手仕事についてお話されているインタビューがありました。
画家のドガが木の葉の一枚一枚を描いていくのを見た友人が、画家とはなんて大変な仕事なんだと
ドガを敬って話しかけると、ドガはその一枚一枚を描くことの「楽しみ」について語りはじめたという内容でした。
PCを使わない吉田さんはそれと同じで、原稿の升目を自分の言葉で埋めていくのが無類の喜びだと語られていました。

決して「手でつくる」ことに価値があるのではなく。
手でしかできないことで、頼まれてもいないけどこうする方が良くなるのでうれしい!とか、
はっきり見えないところだけど、こうなっていないと気が済まない・・・という気持ちのことだと思いました。
「楽しみ」の感覚に従ってつくる、それが「手仕事」だというお話にとても共感しました。
もう何十年も同じような作業をしているだろうレジュロンのご主人もマダムも、いつ行っても楽しそうなんですよね。
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レジュロンのコサージュを着けたヘッドドレスも。
こちらはコサージュのみでの販売もしています。お気軽にお声がけください。
by cagris | 2012-06-14 00:18 | 新入荷 | Trackback
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